ハイクラスな3名のカスタマーサクセス経験者をスピード採用!
#カスタマーサクセス #採用マーケティング #CX(候補者体験)設計 #採用広報 #経験者採用
サービス成長の要となる「優れたCS人材」の採用に乗り出した
当社には2度ほど大きな採用のタイミングがあり、私はそのたびに取締役として採用にコミットしてきました。これまではエンジニアやデザイナー、マーケター、セールス職などを採用してきましたが、今回は3度目のタイミングとして、カスタマーサクセス職を採用したいと考えました。
背景にあったのは、我々が現在注力している「PropoCloud」というB2B向けのSaaSサービスです。不動産仲介会社向けの自動物件提案システムで、現在は中堅〜大手レベルの企業様に多くご利用いただいています。1社あたり首都圏に十数店舗ほど展開しているものなのですが、PropoCloudは店舗単位で課金、利用いただくサービスです。そのため最初は数店舗のトライアルからスタートし、半年ほどで成果が出れば全店で利用展開という流れで、これまで順調にサービスの提供規模を拡大してきました。 このPropoCloudを支えているのが、実はカスタマーサクセス(以下、CS)の存在です。PropoCloudは導入して終わりではなく、CSを通してしっかりお客様に活用していただくことで成果が出るサービスです。CSの質によって、事業そのものの成長も左右されます。このため、今後中堅大手企業向けにサービスをどんどん拡大していくことを踏まえると、CSの人員拡充は急務でした。しかもかなり高い能力が求められるため、CSあるいはソリューション営業の経験者を求めることになりました。 人材もノウハウも不足する中、社内外で評価の高かったポテンシャライトに依頼
採用を進めるにあたっての課題は、当社はスタートアップ界隈の中ではまだまだ企業としての認知度が高くないことでした。知名度の高い強豪スタートアップ企業もある中で、売り手市場であるCS人材にどう振り向いてもらうのか。そして施策を実行するメンバーも限られていたので、どのように兼務体制を築くのかというのが、大きな問題でした。
そこでご依頼させていただいたのが、ポテンシャライトさんです。RPO(採用代行)企業はほかにもありますが、ポテンシャライトさんには以前も採用活動を支援いただいた実績がありましたし、何より社内のメンバーから「ポテンシャライトさんはすごくいいよ」という話を聞いていました。さらに当社に出資いただいているVCの方に採用についてアドバイスいただいた際もポテンシャライトさんをおすすめされたことが後押しとなり、ぜひ支援をお願いすることにしました。 自社の魅力を採用候補者にしっかりと伝えることの重要性を学んだ
CSの採用は2021年3月から本格的に始動し、スケジュール的には9月までに3名採用を目標に推進。おおむね予定通りに終えることができました。最終的にWantedly経由で1名、Green経由で1名、リファラルで1名採用に至っています。今回はいろいろな施策をご提案いただきましたが、「すぐに取り組めるものであればやって損は無い」と考えて、スピード感を持って動けたと思います。
ポテンシャライトさんのご支援で印象に残っているのは、しっかり情報共有をした上で、一緒にPDCAのサイクルを回してくれたことです。例えば採用活動をする中でスカウトの返信率が悪くなってしまった時期があったのですが、そのときに次はどんな施策を打つべきか、成功したらその要因はなんだったのかといったことを、ポテンシャライトさんは一緒に共有しながら取り組みを進めてくれました。おかげで、私自身も採用のノウハウについて理解や知見が深まりました。 特に効果があったのは「Entrance Book(エントランスブック)※」や採用広報の記事作成など、企業の情報をしっかり採用候補者に伝えるための施策ですね。企業の認知度がまだまだ低い中で自社に興味を持ってもらい魅力を伝えるには、これらの施策が本当に大事なのだと実感しました。 ※企業の採用コンテンツを整理したBook。カジュアル面談前に見ていただくことを想定しています。 CS採用の成功体験を活かしながら今後の採用も進めていく
今回の採用が上手くいったのは、採用候補者の方に当社が「面白いフェーズにある企業だ」と思っていただけたことが大きいと思います。実際当社はエリア拡大を含めてまだまだ伸びしろがありますし、多くの中堅大手の企業に使っていただいているバーティカルSaaSを提供している点も魅力のひとつです。
また面接の過程では、「誰にどのメンバーと会ってもらうか」そして「どんな話をするのか」をかなり意識しました。今後目指したいキャリアについて、忖度抜きでじっくり話をした方もいらっしゃいます。候補者一人ひとりに合わせたCX(候補者体験)設計ができたのも、採用成功のポイントだったのでしょう。 採用者は3名のうち2名がCSのマネージャークラス経験者、もう1名は不動産流通のプロで、ITサービス活用に関する感度が非常に高い方です。採用候補者も優秀な方が多く、誰に内定を出すべきか迷ってしまうほどでした。そして現在、すでに稼働中の2名がいきなり大活躍をしてくれています。CSの採用がここまでスムーズに上手くいくと思っていなかったので、うれしい誤算でした。 今後はビジネス拡大に伴い、関西エリアへの展開を予定しています。フィールドセールスの採用も募集中ですので、今回得た知見を活かしながら進めたいですね。 |